香川まんのう町「もっこく池釣り大会」徹底攻略!日程とルール全貌
讃岐山脈の豊かな自然に抱かれた香川県仲多度郡まんのう町。数多くの農業用ため池が点在するこの地で、冬の訪れとともに四国全域のアングラーから熱烈な視線を集める恒例行事が「もっこく池釣り大会」です。周囲約1kmの風光明媚な「もっこく池(木槲池・木こく池)」を舞台に繰り広げられる本大会は、美しい自然環境と良質な水質を誇る地元フィールドの象徴的なイベントとして定着しています。
地域ブランド米「虹春日」のPRを兼ねて始まったこのトラウトフィッシングの祭典は、回を重ねるごとに熱気を増し、近年では定員枠が早期に埋まるほどの人気を博しています。本稿では、最新の開催日程やエントリー手順をはじめ、勝敗を分けるレギュレーション、放流魚の釣果傾向、さらには大会後のフィールド活用法や釣り禁止エリアの厳格な境界線に至るまで、現地取材および関係者資料を基に徹底解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 開催日程と規模:例年12月上旬の日曜日に開催。定員は先着150名〜約190名規模で、11月下旬までの事前申し込みが必須。
- 競技ルールと放流:対象は大型ニジマス(トラウト)で「1匹の重量」を競う。大会後は無料開放されるが、厳格なオールリリース(再放流)が義務付けられている。
- 地域共生の意義:清流で育つご当地米「虹春日」と水質保全をアピールする水利組合主導の取り組みであり、香川県のため池利用ルール遵守が絶対条件。
【2026年最新】もっこく池釣り大会の開催日程とエントリー方法
香川県まんのう町で開催される「もっこく池釣り大会(トラウト釣り大会)」は、例年12月第1週〜第2週の日曜日に本戦が実施されています。大会を主催するのは、もっこく池水利組合および春日水利組合などの地元関係団体であり、地域の農事・水利活動と密接に結びついた運営体制が敷かれています。
参加を希望する場合、当日飛び込みでの受付は基本的に行われておらず、11月中旬から下旬にかけて設定される締切日までの事前申し込みが必須となります。募集人数は安全面および釣り座のキャパシティを考慮し、先着150名(年によっては約190名程度まで調整)に限定されています。募集受付が開始されると、地元の広報窓口や観光関連公式SNS(まんのう町公式情報等)にて参加申込書の配布や受付フォームの案内が行われます。
参加費は一般・大人で概ね1,000円〜2,000円前後の極めてリーズナブルな設定となっており、この参加費には大会当日の保険代や放流事業への協力金が含まれています。人気大会ゆえに告知から短期間で定員に達することが多いため、晩秋の11月に入った段階で関係団体の情報発信をこまめに確認することがエントリーを勝ち取る鍵となります。

大会規定を完全網羅|もっこく池トラウト釣り大会のルールと放流情報
もっこく池釣り大会の勝敗を決める競技方式は、極めてシンプルかつエキサイティングな「釣り上げた対象魚(ニジマス)1匹の重量勝負」です。数釣りではなく、いかにコンディションの良い大型個体を引き当てるかが順位を左右します。
放流情報として特筆すべきは、大会直前にトラックで大量輸送されるニジマスのクオリティです。地域の清流水を象徴する魚として、引きの強い良型トラウトが惜しみなく投入されます。競技で使用可能なタックルは、一般的なルアーフィッシング、フライフィッシング、エサ釣りと幅広く認められているケースが多いものの、周囲とのオマツリ(仕掛けの交差)を防ぐための安全規定や、根掛かりによる環境負荷を軽減するレギュレーションが細かく設定されています。
大会における最重要レギュレーションの一つが、「大会終了後の釣行ルール」です。大会当日の検量対象となった魚以外の扱い、ならびに大会翌日以降に残った「釣れ残りマス」を狙う一般アングラーに対しては、完全キャッチ&リリース(オールリリース)が義務付けられています。持ち帰りを禁止し、魚へのダメージを最小限に抑えるバーブレスフック(スレ針)の使用が推奨されており、持続可能なフィールド維持への高いモラルが求められます。
【実態検証】もっこく池の釣果情報とポイント攻略|実績ルアーと現場のリアル
周囲約1kmというコンパクトな規模のため池でありながら、もっこく池は地形変化に富んだ魅力的なフィールドです。徳島新聞などの地元メディアによる現地取材や、エキスパートアングラーの釣行レポートによると、大会当日は開始直後のプレッシャーと水温変化へのアジャストが釣果を大きく分ける要因となっています。
具体的なもっこく池のポイント攻略において、まず押さえるべきは以下の主要エリアです:
- 堰堤(えんてい)周辺:足場が比較的安定しており、水深が稼げるメインスポット。放流直後のフレッシュなトラウトが回遊しやすく、大会序盤の激戦区となります。
- インレット(バックウォーター)付近:酸素量が多く、水の動きがあるエリア。水温が上がる日中やプレッシャーが高まった時間帯に大型魚がフィーディング(捕食)に入りやすい傾向があります。
- ワンド奥のシャロー・ブレイクライン:急激に深くなるカケあがり(ブレイク)沿いに魚が身を寄せるため、ボトム付近を丁寧にトレースできるルアー選択が功を奏します。
実績の高いルアーとしては、放流直後のハイ活性時に強い2.5g〜3.5g前後の赤金・オレ金系スプーン、プレッシャーがかかってからの小型クランクベイト(スローシンキングまたはサスペンド)、低水温期にボトムを直撃するメタルバイブレーションが定番です。フライフィッシングにおいては、マラブー系ストリーマーの引っ張りや、インジケーターを用いたニンフのタナ釣りが安定した釣果を叩き出しています。
一般に知られていない盲点とネットの誤解|バス釣りと釣り禁止エリアの実情
香川県のため池フィッシングにおいて、アングラーが最も誤認しやすいのが「バス釣りの可否」と「立入禁止・釣り禁止エリアの境界線」です。ネット上では過去の古い情報が散見されますが、現在の法・条例および水利管理の実情を踏まえた正確な理解が不可欠です。
もっこく池は冬季にトラウト大会が開催されることで有名ですが、夏季等におけるもっこく池のバス釣りに関しては、香川県ため池釣りルールに基づいた極めて厳格な制約が存在します。香川県内のため池はほぼすべてが農業用利水施設であり、水利組合や土地改良区によって厳重に管理されています。無許可でのボート・フローターの持ち込み、夜間釣行、ゴミのポイ捨てなどは全面禁止です。
特に注意すべきは「釣り禁止エリア」の設定です。水門周辺、取水塔の周辺、農地への引き込み水路付近、ならびにフェンスで囲まれた危険箇所は年間を通じて完全立入禁止となっています。トラウト大会時にもスタッフから立ち入り制限区域の周知が行われますが、「立ち入れる場所が限られていること」こそが、事故防止とフィールド維持の絶対防衛ラインとなっています。ネット上の「どこでも自由に釣れる」という誤った言説を鵜呑みにせず、現場の案内板と指示に必ず従わなければなりません。
【徹底比較】もっこく池釣り大会の基本データと四国エリア主要イベントの相場
もっこく池釣り大会の独自性とコストパフォーマンス、競技環境の特性を可視化するため、四国エリアで開催される一般的な管理釣り場イベントやオープン大会との比較データをまとめました。
| 項目 | もっこく池釣り大会の実績データ | 一般的な民間管理釣り場・オープン大会 | 編集部の見解・評価 |
|---|---|---|---|
| 開催場所・規模 | 香川県まんのう町(周囲約1kmのため池) 定員:150〜190名規模 | 人工ポンド・特設河川 定員:30〜80名程度 | 広大な自然池を活用した四国屈指の大規模ローカルイベント。 |
| 参加費用 | 1,000円〜2,000円前後(保険等含む) | 4,000円〜7,000円前後(1日券+エントリー代) | 水利組合主導・地域PRイベントのため圧倒的に高コスパ。 |
| 競技方式 | 対象魚1匹の「重量勝負」 | 匹数勝負(総釣果数)または総重量 | 1匹のサイズ・コンディション勝負のため、初心者にも優勝のチャンスがある。 |
| 大会後の利用条件 | ルール遵守を前提に無料開放 ※完全オールリリース義務 | 通常の一日券・時間券の購入が必要 (持ち帰り制限枠あり) | 大会後も無料でトラウト釣りが楽しめる稀有な環境。マナー厳守が前提。 |
| 主催・地域目的 | 水利組合・地元農事組合等 (ブランド米「虹春日」と水質のPR) | 民間企業・釣具メーカー・施設運営者 (営利事業・集客) | 地域農業・環境保全と釣り文化が共生する先進モデル。 |
【プロの結論】地域共生型フィッシングの未来と参加者の判断基準
もっこく池釣り大会が四半世紀以上にわたり継続し、四国のアングラーに深く愛されている理由は、単なる釣り競技の枠組みを超えた「地域社会学的な共生構造」にあります。
日本全国で釣り人のマナー問題や水難事故を理由にため池・漁港の釣り禁止化が加速する中、まんのう町のもっこく池では「冷涼で清らかな水で育つ特産米『虹春日』の価値を広く知ってもらう」という明確な地域振興の旗印のもと、水利組合自らが釣り人を迎え入れています。「トラウトが生息できるほど水が綺麗である」という証明をイベント化し、釣り人と地元農家が相互理解を深める場として機能しているのです。
この特異な成り立ちを踏まえた上で、本イベントへの参加および日常的なフィールド利用において、参加者が自らを律するための判断基準を提示します。
【おすすめできる人】
- 地域のルールと自然保護を最優先に考えられるアングラー:定められた駐車場所を守り、ゴミを絶対に持ち帰り、オールリリース等の釣行規定を誠実に守れる方。
- 冬場のトラウトルアー・フライフィッシングを手軽に楽しみたい方:過度な競技志向ではなく、自然豊かな讃岐のため池のロケーションを楽しみながら大型魚とのやり取りを味わいたい方。
- ご当地の魅力や農業文化に関心がある方:釣りを通じてまんのう町の文化や農産物に触れ、地域経済に貢献したい方。
【おすすめできない・参加を控えるべき人】
- 釣った魚のキープ・持ち帰りを主目的とする方:大会後の無料釣行期間を含め、完全リリースがルール化されているため、キープ前提の釣りには適していません。
- 定められた立ち入り禁止区域を無視する方:ため池のフェンスを乗り越えたり、農業用取水施設に近づく行為は地域コミュニティの信頼を壊し、大会存続を危機に晒します。
- 単独で勝手なボート・フローター釣行をしたい方:危険防止のため一切認められていません。
【もっこく池釣り大会】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:大会結果や入賞者の速報はどこで確認できますか?
A1:大会終了後、主催者側からの発表や、協賛ショップ・地元メディア(徳島新聞の釣魚大全等)、地域の情報発信SNSアカウントなどを通じて、優勝重量や上位入賞者のヒットルアー・釣果詳細が公開されます。
Q2:大会が終わった翌日以降も、もっこく池でトラウトを釣ることはできますか?
A2:はい、可能です。もっこく池では大会の残存マスを対象とした釣りが大会後も一定期間ルール遵守のもとで無料開放されています。ただし、「完全キャッチ&リリース(オールリリース)」が絶対条件となっており、魚体を傷つけない丁寧なリリースと、駐車マナー・ゴミ持ち帰りの徹底が強く義務付けられています。
Q3:釣り具のレンタルや現地でのエサ・ルアー販売はありますか?
A3:原則として現地でのタックルレンタルや常設の売店はありません。各自で竿、リール、ネット(ラバーネット推奨)、規定に合致したルアーや仕掛けを準備して来場する必要があります。また、足場が濡れている箇所もあるため、滑りにくい長靴やライフジャケットの着用が推奨されます。
まとめ:地域と釣り人が紡ぐ冬の風物詩を存分に楽しむために
香川県まんのう町の「もっこく池釣り大会」は、美しい水源と豊かな農業文化が融合した四国エリア屈指のウィンターイベントです。1匹の重量を競い合う熱いドラマはもちろんのこと、水利組合と釣り人が長年かけて築き上げてきた信頼関係の尊さを体感できる場でもあります。
エントリーを狙うアングラーは、11月の告知タイミングを見逃さず確実に申し込みを済ませ、万全のタックルセッティングで本番に備えましょう。そして何より、ため池管理のルールとマナーを胸に刻み、清らかな水辺がもたらす冬の一幕を心ゆくまで満喫してください。 (出典: もっ こく 池 釣り 大会(Yahoo!ニュース))