【2026年最新】看護師国家試験の必要書類一覧!新卒・既卒の出願手順と注意点
国家試験の勉強が佳境を迎える秋から冬にかけて、受験生全員に等しく立ちはだかる重要な手続きが出願です。どれほど過去問を解き込み模試で好成績を収めていても、出願書類に不備があれば試験会場の席に座ることすら叶いません。
特に既卒者や個人出願を行う受験生は、すべて自分自身で書類を取り寄せ、厚生労働省の規定通りに不備なく揃える責任があります。2026年実施の看護師国家試験に向けて、必要書類の一覧から願書の書き方、見落としがちな提出ルールまで、失敗しないための実践的なポイントを整理しました。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:出願には受験願書・写真用台帳のほか、新卒は「卒業見込証明書」、既卒は「卒業証明書」の原本提出が必須。
- 要点2:氏名や本籍地の都道府県に変更がある場合は、発行後6か月以内の戸籍謄本(抄本)の添付が求められる。
- 要点3:受験手数料は収入印紙で納付し消印は絶対に押さないこと。提出は必ず「簡易書留」で期日厳守が鉄則。
【一覧表で確認】看護師国家試験の出願に必要な書類まとめ
看護師国家試験の出願手続きで揃えるべき書類は、受験者の状況によって一部異なります。まずは全員に共通して必要な書類と、条件付きで提出が求められる書類を整理して把握しましょう。
| 提出書類 | 対象者 | 入手先・準備方法 |
|---|---|---|
| 受験願書 | 全員 | 厚生労働省指定の用紙(学校配布または地方厚生局等で入手) |
| 写真用台帳・受験写真票 | 全員 | 規定サイズ(縦6cm×横4cm)の証明写真を貼付 |
| 卒業見込証明書 | 新卒者 | 在籍中の看護学校・大学から発行 |
| 卒業証明書(原本) | 既卒者 | 出身校から取り寄せて発行(コピー不可) |
| 返信用封筒 | 個人出願者(主に既卒) | 長形3号封筒に宛名を記入し、指定額の切手を貼付 |
| 戸籍謄本または戸籍抄本 | 該当者のみ | 改姓・本籍変更等で願書と証明書の記載が異なる場合 |
学校が一括して出願を取りまとめる現役生(新卒者)は、学校側の指示に沿って順次提出していけばトラブルは防ぎやすいです。一方で、個人出願となる既卒者は、出願期間が始まってから慌てないよう、10月中旬を目処に手元へ書類を集めておくスケジューリングが欠かせません。
【新卒・既卒別】出願書類の違いと取り寄せ・発行の手順
新卒者と既卒者で最も大きく異なるのは、「卒業を証明する書類の形式」と「提出窓口」です。
現役の新卒生が提出するのは「卒業見込証明書」です。これは在籍校が一括して手配するため、個人で発行申請を行う手間は基本的に生じません。出願自体も学校側が取りまとめて厚生労働省(または国家試験運営本部事務所)へ提出するケースがほとんどです。
対して、既卒者は出身校から「卒業証明書」の原本を取り寄せる必要があります。郵送での発行申請には1〜2週間程度の時間を要する学校も少なくありません。11月の出願受付開始直後は学校窓口も混雑するため、10月中には母校の事務窓口やWeb申請フォームから発行手続きを済ませておくのが賢明です。
受験願書の正しい書き方と写真用台帳の規定ルール
受験願書を作成する際は、厚生労働省が示す記入要領を1行ずつ確認しながら黒のボールペンで正確に記入します。修正液や修正テープの使用は認められていないため、書き損じた場合は新しい願書を用意して一から書き直すのが原則です。
特にトラブルが発生しやすいのが「写真用台帳」に貼る証明写真です。規定が非常に細かく定められています。
- 写真サイズ:縦6cm × 横4cm(一般的なパスポート用や履歴書用とはサイズが異なる)
- 撮影時期:出願前6か月以内に脱帽・正面で撮影したもの
- 背景:無背景・影なし
- 裏面の記載:写真裏面に氏名・生年月日・卒業学校名を必ず油性ペンで記入
サイズ違いやスナップ写真の切り抜き、過度な加工が施された写真は受理されません。写真館や規格サイズ対応の証明写真機を利用し、「国家試験用(縦6cm×横4cm)」を正確に選択して撮影してください。万が一剥がれた際に備え、写真裏面への記名は必須項目です。
住民票や戸籍謄本は必要?氏名変更・本籍変更時の対応策
受験生から非常に多く寄せられる疑問が「住民票や戸籍謄本は全員提出するのか」という点です。結論として、願書の記載内容と卒業証明書類の記載内容が完全に一致している場合、住民票や戸籍謄本の提出は不要です。
提出が絶対条件となるのは、以下に該当するケースに限られます。
- 結婚や離婚等で「卒業証明書の氏名」と「現在の氏名」が異なる場合
- 願書に記入する本籍地都道府県と、卒業証明書類の本籍地が異なっている場合
- 外国籍の方で通称名での受験を希望する場合(住民票等の証明書類が必要)
氏名変更の証明として提出する場合、必ず「戸籍謄本(戸籍全部事項証明書)」または「戸籍抄本(戸籍個人事項証明書)」の原本を用意してください。住民票では改姓の履歴が確認できない場合があるため、厚生労働省の要領では戸籍関係書類が指定されています。発行から6か月以内の原本が必要となるため、役所窓口やコンビニ交付サービスを利用して早めに確保しましょう。
受験手数料の納付方法と収入印紙の貼り方における注意点
看護師国家試験の受験手数料は、現金や銀行振込ではなく「収入印紙」を受験願書に貼付して納付します。
ここで絶対に犯してはならない重大なミスが「収入印紙への消印(割り印)」です。郵便局や行政窓口で書類を出す際、習慣で印鑑を押してしまうケースが見受けられますが、国家試験の願書に貼る印紙に消印を押すと無効扱いになり、再購入を余儀なくされます。
収入印紙は郵便局の窓口や一部のコンビニエンスストアで購入可能です。ただし、高額な券種はコンビニに常備されていないことが多いため、確実を期すなら平日の日中に郵便局窓口で購入することをおすすめします。願書の所定欄からはみ出さないよう、のりでしっかりと貼り付けてください。
【郵送・提出時の落とし穴】簡易書留の送り方と出願締め切り期限
個人で出願する既卒者は、書類の郵送方法にも細心の注意を払わなければなりません。ポストへの普通郵便投函は厳禁であり、「簡易書留」での送付が指定されています。
出願時の発送手順と注意点は以下の通りです。
- 提出用封筒の準備:角形2号(A4サイズが折らずに入る大きさ)の封筒を用意し、国家試験運営本部事務所の指定宛先を明記する。表面に「看護師国家試験受験願書在中」と朱書きする。
- 返信用封筒の同封:受験票を受け取るための長形3号封筒に、自身の郵便番号・住所・氏名を記入し、指定額の郵便切手を貼って同封する。氏名の後には「様」を記入しておく。
- 郵便局窓口での発送:必ず郵便局の窓口へ持ち込み、「簡易書留」として差し出す。交付される受領証(追跡番号)は、受験票が手元に届くまで大切に保管する。
提出期限(出願締め切り)に関しては、「消印有効」か「必着」かを募集要項で必ず確認してください。例年、出願期間の最終日消印有効とされるケースが多いものの、悪天候や郵便事情による遅延リスクを排除するため、受付開始から1週間以内の発送を完了させるのが理想です。
【看護師国家試験の必要書類】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:写真用台帳の写真はスピード写真機のものでも問題ありませんか?
A1:規格(縦6cm×横4cm、無背景、正面、脱帽、枠線なし)を満たしていれば、街中の証明写真機で撮影したものでも受理されます。ただし、明るさの不足や背景に影が入っているもの、スマートフォンアプリ等で輪郭・肌を加工した写真は再提出を求められるリスクがあるため、心配な方は写真館での撮影を推奨します。
Q2:受験願書を書き間違えてしまった場合、二重線と訂正印で修正できますか?
A2:国家試験の願書はOCR(光学文字認識)で読み取られる部分もあるため、原則として二重線や修正液による訂正は認められません。予備の願書を用意して新しく書き直してください。既卒者で手元に予備がない場合は、地方厚生局等の窓口へ出向くか、郵送で新しい願書を請求する必要があります。
Q3:卒業証明書はコピー(写し)でも出願できますか?
A3:コピーは一切不可です。必ず出身校の学校長または学部長印が押印された「原本」を提出してください。過去に別の試験や就職手続きで使用した古い証明書ではなく、出願用に新しく発行されたものを使用するのが安全です。
まとめ:書類の不備ゼロで本番へ!早めの準備が合格への第一歩
国家試験本番に向けた勉強に集中するためにも、事務的な出願手続きは最優先で片付けておくべきタスクです。書類に1箇所でも不備があると、書類の再提出や差し替えに追われ、直前期の貴重な学習時間を削られることになります。
特に既卒生は、出身校への卒業証明書請求や戸籍謄本の取得など、役所や機関を介する手続きが複数存在します。出願締め切り直前に焦ることがないよう、今日からチェックリストを作成し、確実な書類準備を進めていきましょう。 (出典: 看護 師 国家 試験 必要 書類(Yahoo!ニュース))