マテウス・アサト最新ペダルボード徹底解剖!極上トーンの接続順と機材の秘密
SNS発のギターヒーローから世界最高峰のセッションプレイヤーへと飛翔し、ブルーノ・マーズをはじめとする世界的トップアーティストのステージを支え続けるMateus Asato(マテウス・アサト)。彼の指先から放たれるシルキーで表情豊かなトーンは、世界中のギタリストを虜にし、ネオソウルやモダンギターシーンのひとつの到達点として君臨しています。
その唯一無二のトーンを具現化しているのが、研ぎ澄まされたエフェクターボードです。繊細なピッキングニュアンスを一切スポイルすることなく、豊潤なサステインと立体的な広がりを生み出すシステムには、どのような秘密が隠されているのか。2026年のツアー現場で稼働する最新セッティングからペダルボードの接続順、愛用のアンプ設定まで、その音作りの核心を徹底解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:Mateus Asatoの足元は「Jackson Audio ASABI」と「Vemuram Jan Ray」を軸にした極上のゲインステージングが心臓部。
- 要点2:ピッキング追従性を極限まで高める緻密なペダルボードの接続順とバッファー管理が、澄み切ったネオソウル・トーンの決定打。
- 要点3:シグネチャーギター「Suhr Mateus Asato」とヘッドルームの広いチューブアンプが組み合わさることで、あの歌うようなロングトーンが完成する。
【2026年最新】マテウス・アサトの足元を支えるメインペダルボード全貌
ツアーやスタジオワークの規模に応じて機材を柔軟にアップデートしているマテウス・アサト。2026年現在のメインボードは、大規模なワールドツアー用システムから、フライトやセッションに即応できる中型ボードまで、シチュエーションに応じた高効率なシステム構築がなされています。世界屈指のペダルボードビルダーの手によって組み上げられたその足元は、ノイズレスかつ極めて音楽的なダイナミクスを誇ります。
ボードの中核を成すのは、彼自身のシグネチャーモデルやブティック系オーバードライブ、そしてスタジオクオリティのモジュレーション&空間系ペダル群です。マテウスアサト最新ボードの特徴は、単に高価なペダルを並べるのではなく、「ピッキングの強弱だけでクリーンからクランチ、リードまでをシームレスに行き来できること」に特化している点にあります。どのペダルを踏んでも原音のニュアンスが損なわれないトポロジーが徹底されています。
【接続順を公開】世界を魅了するネオソウル・トーンを生み出すルーティングの真実
ギタリストが最も気になる「ペダルボードの接続順」において、マテウス・アサトは明確な哲学を持っています。信号の純度を保ちながら、有機的な歪みと広大な空間表現を両立させるルーティングは以下の通りです。
1. インプット・バッファー & ピッチ/ダイナミクス系
ギターからの信号はまず高品質なバッファーを通り、DigiTech Whammy Ricochetなどのピッチ系、そしてDunlopのミニワウやボリュームペダルへと送られます。コンプレッサーにはスタジオ銘機を模したOrigin Effects「Cali76 Compact Deluxe」などを採用し、ダイナミクスを殺さずに自然なアタックと艶やかなサステインを付加します。
2. ゲインセクション(歪みペダルのレイヤリング)
歪みセクションは、ローゲインからハイゲインへと段階的に配置。透明感のあるオーバードライブから、リッチなミッドレンジを持つディストーションへと直列またはスイッチャー経由で接続されます。後述するJan RayからASABIへと流すゲインスタックが、リード時に滑らかなコンプレッションを生み出す鍵です。
3. モジュレーション・空間系セクション
歪みの後段には、コーラス/ビブラートペダル(Chase Bliss AudioやWalrus Audio製品など)が配置され、その後にStrymon「TimeLine」やUniversal Audio「Golden Reverberator」といったディレイ・リバーブが続きます。ステレオ出力に対応したルーティングにより、2台のアンプへ立体的な音像を送り出します。
【歪みペダルの核】Vemuram Jan RayとJackson Audio Asabiの使い分け
マテウスアサトの歪みペダル選びにおいて、絶対に外せない2本柱が「Vemuram Jan Ray」とシグネチャーモデルである「Jackson Audio ASABI」です。
日本が世界に誇る名機Vemuram Jan Rayは、フェンダー・ブラックフェイスアンプ特有の煌びやかな倍音と粘りのあるレスポンスを再現するローゲインドライブ。マテウスはこれを「アンプの延長」のようなプリアンプ的感覚、あるいは常時オン(常時わずかに歪ませる設定)に近いニュアンスで活用し、艶やかな鈴鳴りクランチの土台を作っています。
一方のJackson Audio ASABIは、マーシャルJCM800系の上質なディストーションサーキットと、透明度の高いオーバードライブサーキットを1台に収めたシグネチャーモデルです。特に内部モジュールを交換可能なディストーション部は、太く抜けの良いリードトーンに不可欠。Jan Rayで輪郭を整えたトーンにASABIのゲインを乗せることで、あの甘く歌い上げるようなソロトーンが立ち上がります。
【シグネチャーギアとアンプ設定】SuhrギターからBogner/Matchlessへの音作り
足元のエフェクターを活かし切るためには、ギター本体とアンプの基本セッティングが盤石でなければなりません。彼のトレードマークである「Suhr Mateus Asato Signature(Classic S / Classic T)」は、極上のローステッドメイプルネックとカスタムワウンドされたピックアップを搭載。圧倒的な立ち上がりの早さと芳醇な中域成分を誇り、ネオソウル特有のダブルストップや高速オブリガートを明瞭に出力します。
マテウスアサトのアンプ設定の基本は、「エッジ・オブ・ブレイクアップ(クリーンと歪みの境界線)」です。Matchless「HC-30」やBogner「Shiva」「Helios」、あるいはSuhr「Bella」といったヘッドルームに余裕のある上質なチューブアンプを選択。アンプ側で完全なクリーンを作るのではなく、強く弾いた瞬間にわずかにコンプレッションと歪みが発生するポイントにゲインを設定し、ギター側のボリュームノブ操作でダイナミクスを操っています。
【空間系とモジュレーション】歌うようなサステインを生むディレイ&リバーブ術
マテウス・アサトのプレイが劇的なエモーションを帯びる最大の要因は、空間系エフェクトの卓越した使い方にあります。単に空間を埋めるためではなく、メロディのサステインを補強し、ギターを「歌わせる」ためのツールとして機能させています。
ディレイは、原音の邪魔をしないアナログディレイやウォームなテープエコーシミュレーションを多用。付点8分音符でリズミカルに絡ませるパターンと、長めのディレイタイムで薄く広げるアンビエント設定を用途に応じて使い分けています。
さらにリバーブでは、ホールリバーブやプレートリバーブのディケイをやや長めに設定しつつ、初期反射のトーンをダークに絞ることで、速いパッセージでも音が濁らない立体空間を創出。この絶妙なリバーブワークが、指先のアタックを包み込み、まるでサックスやボーカルのようなレガートトーンを生み出しています。
【実践ガイド】アマチュアでも再現可能!マテウス流トーンを作るエフェクターボードの組み方
「プロと同じ超高額機材を揃えるのは難しい」というギタリストでも、マテウス・アサトの音作りメソッドを自分のペダルボードへ落とし込むことは十分可能です。ネオソウル・トーンを構築するための実践的なステップを紹介します。
ステップ1:質の高いトランスペアレント系ODをベースにする
まずはJan RayやTimmy系、Morning Gloryといった原音のキャラクターを崩さないトランスペアレント系ペダルを1台用意し、常時浅くかけてコードの分離感を高めます。
ステップ2:中域が豊かなリード用ドライブを重ねる
ソロ用にASABIやTS系、Marshall系ドライブを後段(または前段)に配置。中音域がしっかり出るペダルを組み合わせることで、単音ソロを弾いた際に音が細くなるのを防ぎます。
ステップ3:クリアなタップテンポ対応ディレイと高品位リバーブの導入
空間系は、原音とエフェクト音のミックスバランス(Mixノブ)が細かく調整できるデジタルペダルを選択。深くかけても芯が残るセッティングを見つけることが、マテウス流トーンへの最短ルートです。
【mateus asato pedalboard】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:マテウス・アサトのボードで最も重要なペダルはどれですか?
A1:サウンドの基礎となっているのは「Vemuram Jan Ray」と「Jackson Audio ASABI」の組み合わせです。クランチからリードまでをこの2台のゲインステージングでカバーしており、彼のトーンの核となっています。
Q2:ネオソウルのコードワークに適したコンプレッサーの使い方は?
A2:パコパコとした強いコンプ感を出すのではなく、アタックを遅め、リリースを自然に設定して「ピッキングの粒立ちを整え、サステインをわずかに持ち上げる」程度に薄くかけるのがポイントです。Cali76などの高品位コンプが好まれます。
Q3:アンプシミュレーター(KemperやQuad Cortex、Fractal)でも再現できますか?
A3:十分に再現可能です。MatchlessやFender系クリーンアンプモデルをブレイクアップ寸前に設定し、前段にJan Ray系ドライブ、後段に高品質なステレオリバーブを配置することで、実機アンプに肉薄するトーンが得られます。
まとめ:マテウス・アサトの機材哲学が示す新世代ギターサウンドの到達点
Mateus Asatoのペダルボードは、単なる最新エフェクターの見本市ではありません。すべてのペダル、すべての接続順が「指先の表現力を100%オーディエンスに届ける」という明確な目的のために構築されています。
極上のトランスペアレントドライブ、緻密に計算された空間系、そしてギター本来の鳴りを活かすアンプセッティング。彼の機材哲学を取り入れることで、あなたのギタープレイもより表情豊かで、聴く者の心を揺さぶるトーンへと進化するはずです。 (出典: mateus asato pedalboard(Yahoo!ニュース))